航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

航空無線は聴いていいものなの?

 先週末に放映された、日本テレビ系の「マツコ会議」で、山梨にある日本航空高等学校が取り上げられていました。航空英語・航空無線でヒットしたのか、私のブログのその日のアクセス数が普段より多かったのは気のせいでしょうか(笑)。Uniform Sierraです。

 

 日本航空高校の航空科・パイロットステージのホームページによると、航空機操縦一般という科目の中で、航法、航空気象、航空法規、航空英語を勉強するそうです。

https://www.jaaw-hs.net/campus/yamanashi_campus/course/pilot

 番組の中では学生さんが、
「もしパイロットとは違う道を歩みたいと思ったときでも、高校の勉強もきちんとしているので、違う進路の選択肢もあります」
という主旨のコメントをしていました。一般の大学受験をするための社会・理科科目が全然足りない……と思うので、パイロット一本で頑張ってほしいなぁと感じました。

 

 マツコさんが、
「航空無線を聴くのって違法じゃないの?」
とツッコミを入れていましたが、聴くだけなら航空無線の聴取は違法ではありません。日本の場合、航空無線の内容を公にすることが問題となります。

電波法(秘密の保護)
第五十九条 何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対し行われる無線通信(電気通信事業法第四条第一項又は第百六十四条第三項の通信であるものを除く。第百九条並びに第百九条の二第二項及び第三項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

よく大きい空港で、30年くらい前の携帯電話みたいな機械を耳に当てている人を見かけると思いますが、その方たちは高確率で航空無線を聴いています。耳に当てている主な理由は、勿論他の人へ騒音の迷惑をかけないためでありますが、「個人で聴いているだけで、通信を公にしていないですよ~」というポーズの意味もあるのだとか。そういう私も保安大時代は、寮でも空港でも友人とエアバンドを聴いていました。

 

 次回は「航空英語は難しいか?」について書きたいと思います。それでは、Good day.