航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

元管制官が極論で語る航空英語②

 スタバに行ったら、ハミングバードプログラムFor Tohokuのグリーンカップで提供されました。受け取りのカウンターには、看護師になった被災地の学生のエピソードを紹介するPOPが貼られていて、胸が熱くなりました。Uniform Sierraです。

 

 前回に引き続き、航空英語習得のヒントをご紹介します。

事案② 航空英語の表現が分からない
 私が保安大時代は、英語の先生(一般の大学で教えている先生が講義)や教官が作成した航空管制官の航空英語に特化したテキストで航空英語を勉強していました。つまり、海外出身のパイロットが何を言ってくるかを主軸に置いた勉強でした。

   航空無線用の表現+一般英語

 一方、パイロットの皆さんが何を言いたいかと言えば、メインは管制官と交信するための航空英語のはずです。

   航空無線用の表現

 この点に、双方の勉強方針の齟齬があります。熱心なプライベートパイロットの皆さんから「管制官の航空英語の勉強法を教えてください!」を質問を受けますが、管制官は黒本の表現から逸脱した用語は使わないので、航空無線用の表現であれば、黒本の用語が分かるだけで十分なのです。

 黒本。定期便のパイロットの皆さんは、勿論勉強していらっしゃいますが、プライベートの皆さんはなかなか馴染みの無いものかと思います。
 飛行機にほぼ全く興味が無い状態で保安大に入った私は、そもそも飛行機の運航のProcedureも知らず、黒本の用語は全然頭に入りませんでした。そんなとき役立ったのが、AIM-Jの例文でした。場面毎に項目が分かれ、管制官パイロットそれぞれの表現が分かれているので、混同することなく理解できました。

 次回の「極論で語る」は、一般英語を使う場面の対応について書きたいと思います。
 それでは、Good day.