航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

【業界こぼれ話】航空業界は試験が多い

 帰省中なう。パソコンのメンテナンスを頼まれ、SEみたいなことをしています。技術料いくらくれるのかな?Uniform Sierraです。

 

 航空業界の皆さまは、

「医者っていいよね。国家試験の合格率9割超えてるし、一回試験に通ってしまえば将来安泰だし。」
と仰います。医学部は留年者が多いから、一概に9割とは言えないけど。確かに航空業界は資格の更新等で、いつも試験に追われる印象です。例えば管制官なら、転勤ごとにレーティング取得のための試験(筆記・口頭・実技)があり、それに加えてICAOが定める航空英語能力試験などがあります。

ICAO Level4
国際民間航空機関航空従事者に向けて、航空英語の実用能力を判定するために設定した最低限のレベル。
本邦では英検の面接試験でよくある「絵を見て答える」形式の試験だったと記憶。
搭乗訓練(搭訓)でパイロットに「レベルいくつをお持ちですか?」と期待を込めて質問されるけど、一律レベル4を受験させられるので、「レベル6ですが、何か?(ドヤ」とか出来ない。

◆USが受けた試験の例
航空無線通信士(無期限)
②ICAOレベル4の試験(更新頻度は3年に1回?)
管制官発令のための試験(新人のみ)
④タワーのレーティング試験(転勤ごと)
⑤レーダーのレーティング試験(転勤ごと)

 航空機の運航は規定類の更新頻度が高いので、パイロットは本当に大変だと思います。機長によっては、通常運航中のコクピットの中が口頭試問みたいな状態になると聞いたことがあるので、かなりのプレッシャー。

 様々な面で高い安全を保証するために、定期的な安全評価≒試験が行われるのです。

 

 先ほどの言葉への反証ですが、医学生が医師になったからといって、必要な勉強が全て終わるわけではありません。自分が出会う患者さんのために、常に知識のアップデートが必要です。勉強の目的が「他者への貢献」という点では、患者と乗客が相似です。

 試験がある航空業界は、自分の勉強の結果がフィードバックされるので、学びを振り返る機会は多いのではないでしょうか。

 ただ、試験に通るために勉強する、という要領の良さが求められるのは共通ですね(笑)。

 それでは、Good day.