航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

月刊エアライン6月号は立ち読みで済ませる

 私が退職したのはほんの数年前ですが、『航空管制の最前線』という話題にはついていけない自信があります(キリッ)。実機にRNP AR APCHのクリアランスを出したことあるけど、TAPSって何だろう?国交省のサイトを見たけど、ARTSとの違いが不明……後継機なのかな?システム系の話題って本当に切り替わるの早いわ……。隔世の感を覚えたUniform Sierraです。

 

 今朝、Twitterのタイムラインで流れてきたのが、月刊エアラインの『航空管制の最前線』特集の話題。しかもRJFK(鹿児島空港)の管制官が取材されているそうではないですか!運情官と管技さんも取り上げられているようで、知り合い探しをしたくてうずうずしております。
 管制官だった頃にも2度ほど航空管制の特集があり、私が教わった保安大の教官が取材を受けていたりしたので、月刊エアラインに時々目を通すことがありました。

 

 時々、という少ない頻度には理由があります。管制官が航空関係の話題で知りたいのは、運航のことであって、新しい旅客機の情報が入っても、管制上のメリットはあまり無いからです。
 旅客機の諸元を多少覚えておく必要がありますが、機動性や速度などは実際の運航を観察する方が明らかです。また、搭乗訓練で観察しているような、機内準備にかかる時間など、つまり、機内の話題の方が、オフブロックまでの時間を推定したりするので有益です(プッシュバックのシーケンスを決めるケースが出てくる、誘導路が1本しかない地方空港ならではの発想でしょうか?)。


 楽しみにしている来月号の月刊エアラインですが、1点、発売前から残念に思うことがあります。それは表紙の写真です。
鹿児島空港を取材するのに、表紙写真は羽田のタワー。
羽田空港が日本で一番の交通量だということは、誰もが認める事実です。日本の飛行場管制といえば羽田、という発想は妥当だと思います。しかし、私が取材された空港の職員だったら、控えめに言って、ものすごく落胆します。雑誌を作る側の事情もお察しいたしますが、それなら羽田で特集組めば良かったじゃん。宮崎と空域を統合したから取材したんでしょ?CABカーに乗って場面点検とか、ILSの点検に密着!とか、表紙向きな写り映えのする画はあったはずだ!
 地方空港の扱いが雑すぎる件については、もっと怒っていいと思う。まるで某局と一緒じゃないか。

 

 地方空港の元航空管制官、複雑な心境です。