航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

豊かな語彙

 あるとき、管制官時代の先輩に、こう言われました。
医大生ってみんな本読んでて頭良いやんな?USちゃんがそんなタイプやって思われへんかってん」
うん、当たり。私は本を読まない子。
 学生時代に読んでいた活字は、Newtonと日経サイエンスブルーバックスだけでした。Uniform Sierraです。

 

 最近、精神医学と病理学の授業で、先生方の使う言葉の語彙が豊かすぎて、こっそり言葉の意味を検索しながら授業を聞いています。
「予習しとけば理解できるでしょ?」
と言われるのがオチですが、先生方は基礎的な教科書を超えた表現を使うのです。当然ながら、最も根幹となる情報は簡単な言葉で解説してくださるのですが、+αの説明の際にサラッと耳慣れない言葉が出てきます。
 精神医学の授業では、哲学の素養が無いと理解できない言葉が4スライドに1回くらい出没しますし、病理学の授業に至っては1標本に1回「え?え?何て言ったの?」という言葉が流れてきます。
 自分の学の無さを否定するわけではありませんが、絶対他の学生も知らない言葉があると思う。

 

 思い出すと管制官時代は、周りに勉強熱心な方がたくさんいらっしゃいました。空き時間に本を読んだり、英語の勉強をしたりしているベテランさんの姿を見ながら仕事に取り組めたのは、「いつまでも謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けるのがプロの姿」だと感じる、とても良い刺激になりました。

 

 大学の勉強でひぃひぃ言ってる今の状況で、語彙を増やすために本を読もうという気には到底至らないのですが、「自分には語彙が足りない」という自覚があるだけ、まだ成長の伸びしろがあるのかな、と思う次第です。
 それでは、Good day.