航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

組合を辞めた公務員は、こちらです

 先週のニュースで気になったこと。フランスで公務員のストライキがあり、航空管制官も加わって、定期便の運航に影響が出たようです。

日本の公務員は団体行動権が制限されているので、こういう心配はありませんが、自分が搭乗する予定の便が巻き込まれたら最悪ですね。Uniform Sierraです。

 

 CABの職員、特に管制官は組合に加入している人がほとんどです。多分、公務員の中でも加入率が群を抜いて高い(90%超)はず。その話をすると民間企業の組合活動に熱心な皆様からいろいろご質問を頂くのですが、残念ながら新歓とボーリング大会しか覚えていないです。
新歓→美味しかった。若い人が多くて楽しかった。
ボーリング大会→他職種の皆さんとお話する機会ができた。終わった後、情報官の先輩がごはんに連れてってくれて、楽しかった。

この程度の認識であることからして、USの労働者としてのリテラシーをお察しください。
 私のいた官署で組合の役員を務めていらっしゃった方々は、皆さんすごく後輩想いで面倒見の良い方ばかりだったので、とても良い団体でしたし、イベント系はすごく楽しかったです。

 

 そんな感じで組合には良いイメージしかありませんでしたが、いろいろ思う所があり、あるとき私は組合を抜けることにしました。
 当時「組合を辞めると不利益が多い」と噂を流す人がいましたが、うちの職場の組合の皆さんは、
「残念ですが、分かりました。でも、今後もし困ったことがあれば、いつでも相談に乗るから、気は遣わないでね」
と言ってくださり、事前に予想していたよりも大変な感じにならなくて良かった、と安心しました。

 数日後。同期の1人から突然のメール。
「組合辞めたの???何で???」
タイトルも挨拶も何も無しで、この一言。この子のこういうマナー知らずな所が苦手なんだよな、と思いつつ、
「組合を抜けたのは事実だけど、それが何か君に関係あるの?」
と返信。伝われ、私の嫌がっている感じ!
「いや、うちの官署の上の人たちで噂になってるからさ。気になって」
……組合を脱退すると、噂になるんですか?個人の自由でしょ。
 単純にこの子が脱退の理由を気になったのならば、私と親しい他の同期を使って聞きだそうとするくらいの頭は回るはずなので、これは誰かが介入しているな、と思いました。確かにメールしてきた同期は先輩から言われればそのまま言うことを聞くタイプだけど、断れない下っ端を使ってまで、噂話のネタを掘り起こそうとする人間の品性が気に食わない、と思いました。似た騒動は私が退職するときもありました。平成生まれの若者は、そういうしつこいの嫌いだからねっ!

 以上の事実をまとめると、
①組合を辞めると周囲がうるさくなるのは、事実。
②しかし、私が在籍した官署の組合の役員の皆さんが、私を守ってくれた(これこそ労働者を守る組合活動の本質)
 私自身、組合活動というものは労働者に必要であると考えていますが、CAB在籍当時の個人の信条とは合わなかった、と理解していただければ幸いです。そもそも「みんながそうするから自分もそうする」という信念無き行動は、私には馴染みませんので。

 それでは、Good day.