航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

高卒、大卒。社会性の教育。

 今日とある授業で、遅刻した上に教室の前のドアから入る(講義している先生は気になっていつも一時停止する)常習犯を、いつもは黙認していた先生が珍しく注意しました。
「何故君はいつも遅れて授業に来るのですか?そして何故教室の前のドアから入るのですか?みんなの迷惑だと思わないのですか?」
「あ……、思います」
こいつ、一応迷惑だと思ってたのかwww思ってるなら前から入るなよwww
とりあえずこういう空気では、教室にいる同級生は笑ってあげるしかないよね。Uniform Sierraです。

 

 大学の教員は基本的に放任主義なので、学生の無作法を注意する、心ある人はほとんどいらっしゃいません。勿論、先生方の中には少数派ながら、学生指導という名の嫌われ役を引き受けていらっしゃる先生がいらっしゃいます。しかし教員の中でも、注意するタイプの先生をからかうような空気が一部にあります。学生に媚びようとして
「○○先生の厳しさって度が過ぎてるよな~」
とぺろっと言っちゃうような教員がいるのです。教員の中には、USが大人(≒相手の道理に合わせて会話をする人間)だと思って、そういう話を振って来る方がいらっしゃるのですが、社会人時代に後輩指導をしていた立場として、USはきっぱり笑顔で言わせてもらいます。
「若い人の間違った行動を注意もできないで、理解ある立場のフリをする人が一番タチ悪いんすよねー!
普通の大学生なら教員に抹殺されそうな言葉です、はい。その後の相手の反応に合わせて大人wなので一応フォローしますが、一番お粗末な相手の反応は、
「でも大学生なら大人だから自主性を尊重するべきだし……デモデモダッテ(以下略)」。
 言いたいことは分かったけど、そういうことしか言えない大人というのは、一般社会で生きた経験のある大人じゃないから、社会人としては全く信用できないのですよ。

 

 私が高卒で入った保安大・管制官時代、周囲にいた先輩たちは皆さん必要なタイミングで厳しく指導してくださいました。ただ、1点思い続けていたのは、
「大卒のアホ行動黙認しすぎ」
です。断っておきますが、直接交流のあった専修科は皆さんは優秀でしたし、人格者が多い印象でした。私の「大学に行けない劣等感」によるバイアスが入っていたことは認めます。しかし、周囲の職員の
「それぐらい大人だから分かってくれるんじゃないかな……?」
という期待と黙認により、相手に対する適切な教育の時期を過ぎてしまい、そのままになることが多く見受けられました。社会経験を積んだ方に対しても、
「(一流企業名)にお勤めだったから、それぐらい分かるよね……?」
と周囲は流しがちでしたが、いつもガンガン言われている本科生からしてみれば、
「そんなこともできないなんて、(一流企業名)とかマジでカスじゃん。〇歳になるまでアイツ何やってたんだよ?」
と不満に思うわけです。

 

 だからこそ、学生も社会人も、自分たちだけの世界に過度に囲わないで、適宜外の目から注意をすることが必要だと思うのです。今時は「人に嫌われる」ことを嫌がる人が多いので、「注意のできる人」という存在はなかなか難しいのかもしれません。しかしながら、管制官時代も、そしてこれからも、損な役回りを受けるのが私の性分かな、と個人的には思っています。

 私自身も絶対、ズレたことをしているはずなので、気付いた人がいれば注意してほしいと思う次第です。それでは、Good day.