航空管制官、再受で医学生なう。

航空管制の話題を中心に。航空と医療をつなぐ。

被災地を想う転勤族へ

 各地で災害が続発しております。被災地の皆さまにお見舞い申し上げます。

 そして被災地にご家族やご友人がお住まいで、心配されている方も多くいらっしゃると思います。3/11のとき、私もその立場だったのでよく分かります。こういうときは、信頼できる人に自分の気持ちを共有させてもらうと、少し気持ちが落ち着きますよ。誰か一緒にテレビを見てくれるだけでも、当時の私は救われた気持ちになりました。

 悲しいことですが、この非常時に、自分の憶測だけで被災地について語る思慮の浅い人がいます。そんな人の言い分を気にすることはない、と私は言い切りたいですが、このような状況では、こちら自身の判断力が鈍ってマトモに聞き入れてしまうことがあるのです。

 

 全国転勤族は孤独なもので、自分の地元が被災していても仕事は普段と同じように回ります。被災した家族の様子が心配になっても、周囲の人には関係のないこととされて、『普段通り』を求められるです。
 そんなとき、よく聞かされる言葉として、以下のようなものがあります。
「君は自分の生活があるから、自分の仕事に集中していればいい」
 でも、そんな割り切り方って出来ないものです。心のどこかで心配な気持ちを持ちながら、我慢して仕事しているはずです。

 

 誰に向けて、とは言いません。

 そういう気持ちを持つ自分を認めていいと思います。

「仕事に集中して、一瞬たりとも余計なことを考えたりしない。なぜなら我々はプロだから。」

その価値観を否定しませんが、普段の精神状態ではないことを理解して、エラーが起こらないように周囲でフォローし合って仕事に臨む方がずっと安全です。

 

 心配な気持ちを我慢しながら、各自の場所でお仕事に専念される皆さん。
 どうか、ご自愛ください。